2019/03/15

PV法の発音練習〔oy〕

今回の発音は〔oy〕です。


boy(少年)にも〔oy〕がありますね

boy は和製英語になって、給仕などをする人を「ボーイ」と呼びますが、実際の英語の発音とは異なります。
〔oy〕は二重母音で、2つの音声をさっと素早く発音します。
最初の音は〔o-e〕の出だしと同じで、日本語の「オ」より口を少し大きめに開けます。
次に上下の歯を見せる横開きの短母音〔-i-〕型に移します。
舌の動きは、最初は下に位置していますが、最後は〔ee〕と同じくらいに高く盛り上がります。

〔oy〕と同じ音で、別の綴りとして〔oi〕があります。

音声見本はこちら

『英語の発音とリスニングの音則』
には、口の形やボイスプリントとともに、
〔oy〕や〔oi〕を含んだたくさんの単語を紹介しています。
ぜひご覧ください。
2019/03/08

sorry のニュアンスは幅広い

今回は sorry の使い方について考えてみます。



sorry の一番良く聞く例文は
I'm sorry. ですね。
これを日本語に訳すと「まことに申し訳ありません」となります。
心からの謝罪の気持を表すときは、明確な口調で I'm sorry. と言わなければ、
ネイティブスピーカーには伝わらないでしょう。

sorry には「相手にすまないと思う」気持ちや、「相手を気の毒に思う」遺憾の意のほかに、
「自分が残念に思う」後悔の念など、幅広い意味を含んでいます。
sorry が実際にはどんなニュアンスなのかは、表情とジェスチャーも加えて表現されるので、
まさに「習うより慣れろ」の単語なのかもしれません。
たくさんの例文にも触れておきましょう。

『英語のゴールデンルール』
には sorry の例文はもちろん、
著者の実体験を含めた sorry のエピソードも掲載しているので、
よりわかりやすい解説となっています。
ぜひご覧ください。



2019/03/01

語源で覚える英単語 fate

今回の語源は fate です。
fete は漢字の「話」のイメージです。


fate の原義は「神が話された言葉」

fate の原義は「神が話された言葉」で、単語の fate は「運命」「宿命」の意味になります。
形容詞の fatal は「神の言葉による」が原義で、単語の意味は「決定的な」「避けられない」「破滅的な」と展開しています。

fatality はもともと「宿命」の意味ですが、
The attack resulted in 8 fatalities, 15 injured.(攻撃によって、死者8名、負傷者15名が出ました)
のように、現在は「死者」の意味で使います。
「死」は「運命」によって定まっているとみなされているからでしょうね。

『英単語マニア』にはこの他にも、fate にまつわるたくさんの単語を掲載しています。
ぜひご覧ください。
2019/02/22

PV法の発音練習〔oo〕

今回の発音は〔oo〕です。


スポーツ観戦でブーイングするときの boo に、〔oo〕の音がありますね。

前回の発音は短母音の〔-oo-〕でしたが、今回は長母音の〔oo〕です。
〔oo〕は〔-oo-〕より、ほんの少しだけ口を広く開けて、「ウー」というつもりで発声します。
舌の位置は下のほうですが、〔-oo-〕よりはやや高めです。
おちょぼ口にして唇を前に突き出しますが、出しすぎると子音の〔w〕の音になるので、注意が必要です。
〔oo〕は唇の形が重要です。
発音のお手本をよく聞いて、正しい音が出るまで練習を繰り返しましょう。

『英語の発音とリスニングの音則』では、唇の形や舌の位置を示した図も掲載されています。
ぜひご覧ください。
2019/02/08

「ある・なし」を表す There is と Here is

今回はこれまでの文法常識とはちょっと違う文型です。


There's something strange about her.
この文を日本語に訳すと「彼女には変なところがある」となります。

これまでに文型解説では、<主語+動詞>が基本だとしてきましたが、今回の文章はちょっとおかしいと思いませんか?
主語に当たる There は、日本語訳ではどこにいったのでしょうか?

学校で習う英語では として、there is を「〜がある」と訳すと学習しているので、それほど不自然さは感じないかもしれませんが、実際によくよく考えてみると、主語である there が何も主張していないのは、ちょっと不思議な感じがします。
けれど、ネイティブスピーカーにとっては、there is が「(何かが)ある=存在する」ことを示し、そのあるものが something で、そして strange が後ろから something を修飾しているーーこの当たりの呼吸が面白いんだそうです。
英語を外国語とする私たちも、この面白さがわかるようになれば、かなりの英語通になれそうです。

『英語のゴールデンルール』
では、"There is no 〜."や"Here is 〜."についても解説しているほか、たくさんの文例を載せています、
ぜひご覧ください。