2019/09/13

語源で覚える英単語 flict

今回の語源は flict です。
flict には漢字の「衝」のイメージがあります。
接頭辞+flict の型になる単語が多いようですね。


conflict は「衝突する」「矛盾する」の意味

conflict は[con(共に)+flict =ぶつかった]で、「衝突する」「矛盾する」
afflict は[af(へ)+ flict =打ち砕いた]で、「ひどく苦しめる」
inflict は[in(にする)+ flict =打ちつけた]で、「被らせる」「罰を与える」

flict はどうやらマイナスイメージの単語しか作らないようですね。
こうしたイメージを持っておけば、完全な意味がわからなくても、文章のなかで意味を類推することができます。

『英単語マニア』では、さらに詳しい解説と単語を掲載しています。
ぜひご覧下さい。
2019/09/06

発音のお話 〜減少と黙字〜

英語の発音で「減少と黙字」と言われても、ピンと来る人は少ないかも知れません。
これまでPV法による解説で、発音の基礎を学んできたわけですが、実は綴りや語句の並びによっては、音がなくなることがあるのです。
たとえば time machine(タイムマシーン)はネイティブスピーカーが発音すると、「タイ・メシーン」のように聞こえるので、日本人には聞き取りにくいのです。


time machine は timachine のように聞こえます

このように〔m〕が続いたときや、鼻音同士の〔m〕と〔n〕が続くと、どちらかが読まれない音、つまり黙字になってしまうのです。

もう一つの「減少」ですが、happen や attack のように、多くは〔p〕 〔t〕の閉鎖音が並んだ場合に起きます。
とは言っても、「音を読まない」ことは黙字と同じです。

ほかにも英語の綴りには know や island など、たくさんの silent letters(黙字)がでてきます。
詳しい解説と単語例は『英語の発音とリスニングの音則』に載せているので、ぜひご覧ください。
2019/08/29

can't help で「仕方がない」

help は誰でも知っている単語で、「手伝う」とか「助ける」の意味があります。
ところが、I can't help it. になると、help の意味が違ってくるようです。


I can't help it.(私にはどうしようもできない)

help は cannot や can と一緒に用いられることで、「抑える」や「避ける」という意味で使われます。
したがって、I can't help it. は「私はそれを抑えられない」→「私にはどうしようもできない」→「仕方がない」という意味に展開します。
このフレーズはよく使われるので、まるごと暗記するのがおすすめです。

『英語のゴールデンルール』ではさらに細かいニュアンスの違いや can や could を使った文例をたくさん紹介していますので、ぜひご覧ください。
2019/08/23

語源で覚える英単語 flex

今回の語源は flex です。
flex には「曲」のイメージがあります。


flex は「曲」のイメージ

flex と同様な語源に flect もあります。

flex を語源に持つ単語には、flexible(曲げやすい、柔軟な)や flexibility(柔軟性、しなやかさ)などがあります。

否定の接頭辞 in- が付く flex を語源とする単語には inflexible(曲がらない)などがありますが、
flect と接頭辞 in- が組合わさると、in- は否定ではなく「中」を意味するようになります。
たとえば、 inflect は語源的には「内側に曲げるという」という意味を持ち、「曲げる」「変化する」と約されます。

「後ろに」「反対に」などの意味を持つ接頭辞 re- との相性もよく、reflect(反射する)などの単語があります。

『英単語マニア』には、このほかにもたくさんの単語と詳しい解説を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。
2019/08/09

発音のお話 〜ブレンド〜

前回までの発音は、単音の解説をしてきました。
まずはこれをしっかり練習して、正しく発声することが大事です。

ところが、英語の発音の法則にはもう少し知らなければいけないことがいくつかあります。
その1つが「ブレンド」です。
2つ以上の子音が並ぶとき、「ブレンド」という音の法則が現われます。

たとえば tree は〔t〕〔r〕〔ee〕という3つの音で成り立っていますが、
ネイティブスピーカーたちは〔tr〕〔ee〕のように発音します。

日本人は〔r〕の音が苦手だし、子音と子音が並ぶ発声をしていないので、
〔t〕〔-oo-〕〔lee〕のように言いがちです。


tree 1つでも英語の発音はやっかいです

練習方法としては、〔t〕〔r〕〔ee〕をゆっくり正確に発音し、正しく発音できるようになってから、
〔tr〕と何度も言って口を慣らし、最後に〔ee〕の音を添えるようにします。

ブレンドはたくさんの種類があって、日本人には耳慣れないので、
正しく伝えることも聞き取ることも難しいかもしれません。

『英語の発音とリスニングの音則』では、詳しい解説と発音練習用の単語を掲載しています。
ブレンドの発音練習用に、無料の音声のお手本もありますので、ぜひ参考にしてください。