2020/08/21

語源で覚える英単語 lev

今回の語源は<lev>です。
<lev>には漢字の「揚」のイメージがあります。


<lev>を語源に持つ代表的な単語には lever があります。
lever はカタカナ英語にすると「レバー」です。よく聞く言葉なので、意味はわかりやすいですね。
そのほかにも「てこ」という意味もあり、「てこで動かす」という動詞にもなります。

ほかには elevator(エレベーター、昇降機)もあります。

relevant(妥当な、適切な)は[re+lev+ant=再び持ち上げている]と分解できますが、<lig>に属する liaison(連結)の意味が混じっているかもしれません。

「持ち上げる」が基本の意味である lift は<lev>と関係があるのかどうか?
lift の詳しい解説は『英単語マニア』をご覧ください!
2020/08/07

「どちらか」をたずねる疑問文

今年はアメリカ大統領選の年です。
アメリカは二大政党の国なので、こんな会話がされているかもしれませんね。

Which side do you support?(あなたはどちら側を支持しますか?)


選挙の話題でこのフレーズを使うと side は「党」を指します。
side を candidate に変えて、どちらの「候補者」を支持するか、というフレーズにもできます。

このフレーズの文型を見てみると
Which side = 目的語
do = 助動詞
you = 主語
support = 動詞
となります。

この場合の which は疑問形容詞として働いています。

which には疑問代名詞の役目もあるので、主語になることもあります。
Which is faster?(どちらがより速いですか)の which は主語です。

ところで、Whose pencil is this?(これは誰の鉛筆ですか?)の whose は名詞の前にあるので、Which side do you support? のフレーズと同じく、疑問形容詞なのかと思いきや、辞書では不思議と疑問代名詞として扱われているのです。
このあたりの詳しい解説は『英語のゴールデンルール』をぜひご覧ください。
2020/07/31

語源で覚える英単語 lect

語源<lect>には、漢字の「集」のイメージがあります。
collector(収集家)や collection(集めること)はカタカナ語の「コレクター」「コレクション」として日本人にも馴染みのある単語ですね。


<接頭辞+lect>型の単語を見ると、<lect>の概念がわかりやすいと思うので、下記に紹介しておきます。
collect[col + lect = すべて集める]【動】集める、徴収する
elect[e + lect = 選び出す]【動】選挙する【形】選ばれた
select[se + lect = 別に集める]【動】選ぶ【形】選り抜きの
neglect[neg + lect = 集めない]【動】無視する【名】怠慢
recollect[re + collect = 再び集める]【動】思い出す

「集」のイメージを持つ語源<lect>は、<leg>や<lig>型もあります。
けっこう複雑ですが、この型の詳しい解説は『英単語マニア』をご覧ください!

2020/07/17

What 疑問文で婉曲に聞くために

What seems to be the problem?


写真の上の文はお医者さんが患者さんに症状を聞くときの常套句です。
「何か問題ですか?」と聞きたいので、
What's the problem? でも意味は通じますが、あまりにも直接的過ぎるんです。
いわば「上から目線」でお医者さんから尋ねられると、患者は萎縮しますから、「何が問題と思われますか?」とソフトに聞いているのです。
犯罪者の取り調べには What's the problem? でもいいかもしれませんが、いろいろと問題が起こっている警察ではソフトに尋問しているかもしれませんね。

さて、What seems to be the problem? と What's the problem? は文型が違います。
What seems to be the problem? は
What = 主語
seems = 動詞
to be the problem = 補語 ですが、
What's the problem? は
What = 補語
's = be動詞
the problem = 主語 になります。

seem は<連結動詞>という役割を持っています。
これは look と同じなわけですが、ちょっとしたニュアンスが違っています。
これについては『英語のゴールデンルール』で解説しているので、ぜひご覧ください!
2020/07/10

語源で覚える英単語 lav

今回の語源は<lav>です。
よく目にする単語に lavatory(お手洗い)がありますね。


「お手洗い」の同じ意味の単語として restroom がありますが、ラテン語由来の lavatory のほうが万国共通になると思われて、いまでは lavatory の表示が使われているというのが、『英単語マニア』の著者であるメルライン・フライダの仮説ですが、みなさんはどう思われますか?

<lav>は<laund>が派生して、launder(洗濯する)や laundry(洗濯)の単語がありますが、カタカナ語として日本人にはおなじみですね。

ところで lavish は「気前がいい」「豊富な」などの意味がありますが、フランス語の意味と関係があるようです。
さて、どんなフランス語の意味なのでしょうか?
答えは『英単語マニア』にあります。ぜひご覧ください!